About PR ~PR展開の基本的な考え方~
美容商品の販売やサービスの提供を前提にした
マーケティング・コミュニケーションの視点から下記の項目をまとめました。
【魅力】
①PRによって企業そのもののコーポレート・チャーム(企業の魅力)を創造することができる。
それが、商品ブランドへの好感を与えることになる。
【信頼性】
②ジャーナリズムの報道や紙・誌面の露出により、商品やサービス、企業の信頼性を促進し、
知名度、関心度を上げる。
【客観性】
③コンシューマーに対する新しい提案を客観性を持って行える。
【流通対策】
④PRツールを通じて、コンシューマー、流通業者とのパイプを保ち、販売チャネルを補強できる。
【新習慣】
①新しいライフスタイルの習慣を作り出す。
<シーズ>
1)新製品や新技術に対するコンシューマーの潜在的欲求(シーズ)や関心を刺激、
開発し、積極的な理解、協力を得るための促進活動を行う。
<ニュース性>
2)コンシューマーの関心を最も引きつけるのは新製品の「新」という言葉であるが、
その「新」をニュースとし、メディアに取り上げてコンシューマーへ浸透させる。
【刺激】
②需要の維持と拡大を図る。
<新しい魅力>
1)コンシューマーがあまり関心を示さなくなった成熟商品や、往時の勢いを失った衰退商品に
PRの視点から新しい魅力を加工したり、新用途開発あるいは考え方の転換を通して需要の
層の拡大や低迷する販売に活路を開く。
<関連>
2)「○○の日」と関連する商品などのブームを、広報活動で盛り上げることにより、
関連商品の需要の拡大を図る。
【相乗】
③広告との相乗効果によりコミュニケーション・インパクトを高める。
1)広告の「到達率」を高める。
2)広告の効果を効果的・効率的に拡大させる。
3)プロモーション活動を効果的にする。
【品質】
④品質を保証する。
メディアやオピニオンリーダーがその商品を評価して品質に対する知識や信頼感を
与えることで購買決定に有力な手がかりを提供する。
【市場】
⑤市場を創造する。
メディアの取り上げられ方により、意外な市場を創造することがある。
【意欲】
⑥販売促進を加速する。
メディアに報道されることにより、コンシューマーにアピールし営業や流通の意欲を
盛り上げる。
【秩序】
⑦生活体系を理性的に秩序付ける。
1)商品をただ売ればいいという姿勢ではなく、その商品がコンシューマーの暮らしの中で
どのような意味を持つかをアピールする。
2)コンシューマーの理性に訴えることにより、生活体系に合理的な秩序付けを与えていく。
3)そのために広報誌を発行する。
【ニーズ】
⑧広報の持つ受信機能によって、市場のニーズを把握する。
消費動向、業界動向、流通業者情報などの把握は、効果的なマーケティングを展開する
上で欠かせない。
【資料】
⑨コンシューマー情報(顧客)を収集する。
問い合わせや苦情などのコンシューマー情報は、商品開発のための貴重な資料となる。